Lv.1 入門

取材メモから導入事例の下書きを作る

使うAIOpenAIChatGPTClaudeClaude

取材メモから、導入前の課題・取り組み・利用者の声を含む事例の下書きを約15分を目安に作ります。引用と事実の根拠を付け、数値や掲載許可が不明な箇所を確認事項へ残します。

AIの種類・モデル・バージョンによって、画面や出力が記事と異なる場合があります。

対応AIと実装条件

同じ業務テーマでも、AIごとに使う画面・条件・確認が異なります。

OpenAIChatGPT
使えるツール
Chat/Work/Codex
利用条件
Chat は無料プランでできる。Work は Plus 以上。Codex は無料プランでも試せる

手順はChatで書く。組織のAI利用規程を確認し、結果を元の材料と照合する

手順は ChatGPT の Chat の画面で書いています。Work・Codex・デスクトップアプリでは、画面や渡し方が少し違います。

ClaudeClaude
使えるツール
Chat/Claude Code
利用条件
Chat は無料プランでできる。Claude Code は有料プラン以上

外部サービスを接続せず、結果を元の材料と照合する

手順は ChatGPT の画面で書いています。Claude では、画面や渡し方が少し違います。

公式情報4件

これで何ができるか

BEFORE取材の材料はあるが、公開に向けた事例の文章と確認事項がまとまっていない。
AFTER取材メモに戻って確かめられる下書きと、掲載前の確認事項を保存できる。

手順

1

取材メモを事実と発言に分ける

1つの導入事例を選び、メモにN番号を付けます。導入前の課題、使った方法、確認できた変化、原文の発言を分けます。社外掲載の許可があるかも書き、氏名や会社名は見本用の記号へ置き換えます。

✓ 事実と引用が区別され、掲載許可の状態を確認できる。

2

下書きと根拠の表を依頼する

取材メモを貼るか、ファイルのまま渡し、下のプロンプトを送ります。下書きは300字程度とし、材料が足りない場合は短くします。記述の根拠と、公開前に確認することも求めます。

✓ 文章だけでなく、根拠のN番号と掲載前の確認事項が出ている。

3

効果と引用を原文で確かめる

短縮時間や割合など、メモにない数字が加わっていないか見ます。引用は一字ずつ原文と比べ、複数人の発言を1つの引用へまとめていないか確かめます。断定できない効果は保留に戻します。

✓ 効果と引用を原文で確かめられ、架空の実績が加わっていない。

4

不足している箇所を残して直す

文章を読み、課題と取り組みのつながりが分かるか確認します。足りない情報は質問として残し、文章を長くするために補わせません。直すときは該当の段落と、使えるN番号を指定します。

✓ 修正後も根拠が残り、不足を推測で埋めていない。

5

掲載確認用として保存する

下書き、根拠の表、確認事項をまとめて保存します。引用の許可、名称の表記、掲載する効果は取材先と担当者が確認します。許可を取る前は、公開用の確定原稿として扱いません。

✓ 保存したものが下書きと分かり、掲載前に確認する相手と項目が残っている。

使うプロンプト例

取材メモから導入事例の下書きを作る
以下の架空の取材メモから、導入事例の下書きを作ってください。
N1 事務所Aでは、備品の予約を紙で受け付けていた。空いている備品を探すため、管理担当に聞いていた。
N2 今は予約の一覧を使い、備品名と利用する日を一覧で確認している。
N3 利用者の発言原文:「どの備品が空いているか先に見られて助かる」
N4 時間短縮の測定結果はない。社外掲載と引用の許可はまだ取っていない。
出力は「300字程度の下書き」「記述と根拠のN番号の表」「掲載前の確認事項」の3つに分けてください。材料が足りなければ文章は短くしてください。
導入前の課題、取り組み、確認できた変化を分け、原文にない数字や成功の要因を足さないでください。
引用は原文を保ち、発言を合成しないでください。氏名・企業名・掲載許可は補わないでください。
架空の見本から作った下書きであることと、掲載許可が未確認であることを冒頭に明記してください。

うまくいかないとき

成果が大きく書かれたらどうするか
その効果の根拠を取材メモで確かめます。測定結果がなければ数値を外し、実際の発言や確認できた変化だけに直します。
引用が言い換えられたらどうするか
引用部分を原文へ戻すよう依頼します。言い換えた説明を使う場合は引用符を外し、本人の発言そのものと区別します。
情報が足りず短くなったらどうするか
下書きを長くするための補作はしません。取材先に聞く質問を残し、確認できた情報を追加してから再度整えます。

安全に使うために

注意事項

  • 取材メモをAIへ渡す許可と、組織の規程を確認する
  • 実在の取材先の氏名や社外秘を見本へ入れない
  • 引用・企業名・効果の掲載許可を、人が確認してから公開する

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