Lv.1 入門

トラブル対応メモから原因・対応・再発防止策を整理する

使うAIOpenAIChatGPTClaudeClaude

トラブル対応時のメモから、発生事象・確認できた原因・実施した対応・未確認事項・再発防止候補を整理します。

AIの種類・モデル・バージョンによって、画面や出力が記事と異なる場合があります。

対応AIと実装条件

同じ業務テーマでも、AIごとに使う画面・条件・確認が異なります。

OpenAIChatGPT
使えるツール
Chat/Work/Codex
利用条件
Chat は無料プランでできる。Work は Plus 以上。Codex は無料プランでも試せる

原因を断定せず、確認済み事実と仮説を分ける。

手順は ChatGPT の Chat の画面で書いています。Work・Codex・デスクトップアプリでは、画面や渡し方が少し違います。

ClaudeClaude
使えるツール
Chat/Claude Code
利用条件
Chat は無料プランでできる。Claude Code は有料プラン以上

原因を断定せず、確認済み事実と仮説を分ける。

手順は ChatGPT の画面で書いています。Claude では、画面や渡し方が少し違います。

公式情報2件

これで何ができるか

BEFOREトラブル対応のメモはあるが、何が起き、何を確認し、何を直したのかが時系列に混ざっている。
AFTER発生事象、確認済み原因、原因の仮説、実施対応、未確認事項、再発防止候補が分かれている。

手順

1

対応メモを時系列で貼る

発生から復旧までのメモを、分かる範囲で時系列に並べます。

✓ いつ何をしたか追える状態ならOKです。

2

事実と仮説を分ける

確認できた事実、原因として考えた仮説、まだ未確認の点に分類します。

✓ 推測が原因として断定されていなければOKです。

→ 事実と推測を分けて書かせるなら:制約と確かめ方

3

対応結果を整理する

実施した対応、結果、残っている問題を分けます。

✓ 何をした結果どう変わったか確認できればOKです。

4

再発防止候補を出す

確認済みの原因や失敗箇所に基づき、確認・手順・監視などの候補を出します。

✓ 原因と関係のない対策が混ざっていなければOKです。

使うプロンプト例

トラブル対応の振り返り役
次のトラブル対応メモを、振り返りのために整理してください。
確認できた事実と原因の仮説を分け、確認できていないことは「未確認」としてください。
入力にある日時・順番は変えず、分からない時刻は推測しないでください。

## 対応メモ
[発生から復旧までを時系列で。個人名や顧客名は伏せる]

## 出力形式
1. 発生した事象(時系列)
2. 確認済みの原因
3. 原因の仮説
4. 実施した対応と結果
5. 未確認事項
6. 再発防止の候補:誰が何を確認するか分かる行動の単位で

再発防止の候補は、2と3に書いた内容に基づくものだけにしてください。

うまくいかないとき

AIが原因を断定する
「確認済み事実と原因の仮説を分け、未確認は未確認としてください」と指定します。
対策が抽象的になる
「誰が何を確認すればよいか分かる行動単位にしてください」と追加します。
時系列が崩れる
「入力した日時・順番を維持し、分からない時刻は推測しないでください」と頼みます。

安全に使うために

注意事項

  • 顧客情報、認証情報、内部システム情報など不要な機密情報は伏せる。
  • 原因や責任の確定をAIだけに任せない。
  • 再発防止策は実際の担当者・運用責任者が確認する。

補足

トラブル対応メモは、原因を急いで決めるより、事実・仮説・対応結果を分けて残す方が次回の改善に使いやすくなります。

次の一歩

Lv.1 入門資料作成
◷ 約5分

箇条書きの作業内容からチェックリストを作る

箇条書きの作業メモを、実行順・確認項目・完了条件が分かるチェックリストに整えます。

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